
エアロード CFR Gen3 ファイナルエディション
2XSサイズとLサイズ限定で、台数限定の特別完成車をご用意いたしました。SHIMANO 105 Di2グループセットをフル搭載した仕様に仕上げました。ホイール、クランクを含め、すべての主要コンポーネントを105シリーズで統一。また、フレームセット販売と同様に、ステム長・クランク長の変更もアップチャージ無しで承っております。各サイズ台数限定でのご案内となりますので、お早めにご検討ください。


【6月発売】アルティメットCFR カンパニョーロエディション
【日本特別企画 第2弾】現行キャニオン最軽量フレーム「アルティメット」が、6月ついに登場。フレームセットと完成車、それぞれにこだわりを詰めた特別仕様でリリースされます。特別カラーの「カンパニョーロエディション」は、かつてスーパーレコード&ハイペロンを装備し人気を博した伝説のモデルを継承。今回はその精神を受け継ぎ、完成車にはカンパニョーロ製「ゾンダGT」または「シャマル デュアルプロファイル」を搭載可能な仕様をご用意しました。“究極”の名にふさわしい走りを、あなたのもとへ。
伝説のエアロロードバイク「エアロードCFR」
ロードバイクの根源的な魅力といえる、スピード。ロードレースのみならず今やヒルクライムにおいても、そのスピードの優劣が勝敗を分けるほどになっています。キャニオンは、世界の頂点に立てる機材としてあらゆる面からスピードを追求した「エアロード」で、時代の先頭を行くエアロロードの可能性を切り開いてきました。
工業大国ドイツのエンジニアリングと、マチュー・ファンデルプールをはじめとした世界最高レベルの選手たちによる共同開発。その成果が、CFR(Canyon Factory Racing)の名を冠するハイエンドモデルの「エアロードCFR」です。
キャニオンが市販する「エアロードCFR」は、選手たちに供給されるものととまったく同一のフレームです。つまり、ツール・ド・フランスや世界選手権で頂点に輝いた伝説のバイクであり、あなたも手にすることのできるバイクなのです。
「エアロードCFR Gen3」の戦績
2020年に発表された、第3世代の「エアロードCFR Gen3」。この第3世代は発売から5年にわたってプロツアーにおけるエアロロードバイクの頂点として君臨し、プロトンにおいて最も完成度が高く、成功したレースバイクの一つであることを数々の伝説的な戦績で実証し続けました。
2022年にはアネミエク・ファンフルーテンによる3大グランツール(ジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャ)での総合優勝と世界選手権での勝利という歴史的偉業を達成。マチュー・ファンデルプールは石畳クラシックの支配者となり、これまでにフランドルで3回、パリ~ルーベで2回の勝利を獲得。2023年イギリスでの世界選手権では、大逃げからの転倒というアクシデントを乗り越えての歴史に残るドラマチックな勝利を挙げました。
さらにヤスペル・フィリプセンが2023年のツールでマイヨヴェールを獲得、そして2024年にはミラノ~サンレモで勝利を挙げ、世界最高のスプリンターとしての地位を確固たるものにしました。そして2024年夏、後継となる第4世代の「エアロードCFR Gen4」が登場し、第3世代はその伝説を完結させたのです。

2023年、イギリス・グラスゴーで開催された世界選手権での、マチュー・ファンデルプールによるドラマチックな勝利 Photo: Canyon
先代フレームセット「エアロードCFR Gen3」復活の理由とその特徴
それではなぜ、この2025年において先代となる「エアロードCFR Gen3」を日本独自企画として復活させたのか。私たちがこの企画を通じて応援したいライダーとは、ずばり今年のヒルクライムレースを目標として、自己ベスト更新やライバルに勝つために練習を積む熱心なライダーの皆さんです。
ヒルクライムレースの代表的な例として、Mt.富士ヒルクライムは登り坂の斜度が比較的緩やか(平均5.2%、最大7.8%)であるため、ライダーにとっては空力性能の重要性が一層高まります。もちろん、軽量化も重要なアドバンテージとなります。しかし自転車の価格やあらゆる物価が高騰している現在、機材だけでなくトレーニングや遠征、栄養補給といった面でも費用が嵩む現実がのしかかります。

目標を叶えるため鍛錬を積むライダーへ、キャニオンが提案できるベストな選択肢を探求しました。 Photo: shinichi / にんにんサイクル
そこで私たちは、こうしたライダーの皆さんがヒルクライムレースに求める機材とは、
①最高レベルの優れた空力性能
②ハイエンドのこれ以上ない軽さ
③価格はできるかぎり抑えること
と規定しました。
ひるがえってキャニオン公式ストアのラインナップを見渡すと、最高峰の空力性能を備えるエアロードCFR Gen4完成車、軽さに秀でるアルティメットCFRフレームセットがラインナップされていますが、①②③を同時に満たす現行製品を提供することはできませんでした。
そこで私たちが白羽の矢を立てたのが、ハイエンドの先代「エアロードCFR Gen3」、その中でも前期型のGen3.1仕様です。現行Gen4に肉薄する空力性能、機能性、軽量性。そしてマチュー・ファンデルプールをはじめとした世界最高峰のライダーたちによる伝説的とも言える実績。さらにフレームセットでの購入なら、手持ちのパーツを活かしたり、コンポ載せ替えにも対応できます。また、ご注文時のステム長変更(プロ仕様のCP0015への交換となります)を無料オプションとして盛り込み、「キャニオンバイク持ち込みメンテナンスショップ」での組み換え相談のお取次ぎも設けました。もちろん製品保証はキャニオン公式ストアでの販売製品と全く同じ6年間の特別延長保証で、クラッシュリプレースメントプログラムにも対応しています。
この「エアロードCFR Gen3」となら、私たちが自信を持って「妥協の無い、納得の選択」とおすすめできますし、レースに向けて共にトレーニングを積み、自信を持って檜舞台のレースに臨んでいただけると考えます。
ヒルクライムレースでの空力の重要さと、「エアロードCFR Gen3」がそれを満たしている事
ヒルクライムレースの中でも、斜度が緩やかなコースプロフィールでは空力性能がタイムに大きく影響します。「エアロードCFR Gen3」はその空力性能において、2025年においても最高水準を誇ります。現在ワールドツアー最速の「エアロードCFR Gen4」と比較しても、その空力性能は肉薄。実際、「エアロードCFR Gen4」50mmハイトホイール仕様と「エアロードCFR Gen3」62mmハイトホイール仕様は同等の空力性能を有します。激坂のヒルクライムでは軽さのみに的を絞ったバイクが活躍することもありますが、より汎用的なヒルクライムシーンを考えれば、空力性能と軽量性能の両立が高いレベルで求められ、ハイエンドである「エアロードCFR Gen3」はそれを実現しているのです。


登り坂の斜度が比較的緩やかな場面で、「エアロードCFR」の空力性能がアドバンテージに Photo: shinichi / にんにんサイクル
最軽量「CFR」グレードの軽量化アドバンテージ
CFRグレードの軽量性は、登坂性能を大きく向上させる要素です。軽量な自転車は、ライダーにとっての大きな武器となります。
軽さだけを志向するバイクや最近のオールラウンドモデルにはひけをとりますが、「エアロードCFR Gen3」はワールドツアー最速の空力性能を持ちながら、フレーム重量1,030g(平均重量)とピュア・エアロロードの中では軽量を誇ります。
このフレームを使用した完成車「エアロードCFR Gen3 復活ローンチエディション」はシマノ 105Di2仕様でも7.2kgを達成、例えばシマノ デュラエースDi2仕様で完成車にした場合には、6kg台を達成することも十分可能です。

軽さのアドバンテージは、レースだけでなくロングライドにも威力を発揮 Photo: shinichi / にんにんサイクル
自転車価格高騰が叫ばれる中で、他社製ハイエンドの半額近いバーゲンプライス
自転車の価格が高騰している現在、「エアロードCFR Gen3」はその性能に対して非常にお得な価格を提供します。他社製のハイエンドモデルと比べて、約半額で手に入るという点も大きな魅力です。今回の復活企画では、ハイエンド「エアロードCFR Gen3」を、通常価格590,000円(税込)の約4割引となる、349,000円(税込)という非常にお得な価格設定で購入いただけます。
また現行の「エアロードCFR Gen4」は完成車販売のみとなり、残念ながらフレームセットで入手することはできません。そこでライダーの手持ちパーツ資産を活用して全体の費用を抑えることができるよう、今回はフレームセットにて販売。その際、コクピットを標準仕様からプロ仕様の CP0015 コックピット(ステム角度 -17°)で80~140mmのご希望サイズ へアップチャージ無しで選択でき、追加コストも削減。またハンドル幅に関しては、「エアロードCFR Gen3」独自の機構でステム長80-90mmはハンドル幅370-390-410mm、ステム長100,110,120,130,140mmはハンドル幅390-410-430mmを可変できる機構を備えるポジション出しの自由度も魅力です。

アップチャージ無しで、プロ仕様の CP0015 コックピット(ステム角度 -17°)へ交換可能。写真は過去販売モデルのCP0015を標準装備したエアロードCFR MVDP(Gen3.2)。
Photo: Canyon

手の届くハイエンドモデル、「エアロードCFR Gen3」
Photo: shinichi / にんにんサイクル
エアロードCFR Gen3の仕様・保証に関する重要ポイント

【フレーム・完成車共通】エアロードCFR Gen3.1(前期型)とGen3.2(後期型)の違い
今回の企画にあたり頭を悩ませたのは、エアロードCFR Gen3の中でも2020年に発売したオリジナルのGen3.1(前期型)と、2023年に発売したGen3.2(後期型)のどちらを採用するかということ。
メーカーとしてはGen3.1(前期型)からGen3.2(後期型)への改良となりますが、その内容はトッププロからの要望による
- フレームのシートポストまわりの剛性向上:振動吸収性を低下させてでも、パワーロスを減少させる
- フレームねじれ剛性のさらなる向上:パワー伝達性能、反応性の向上
- 前乗りポジションに対応するため、シートポストのセットバックを5mm減少
- シートポスト固定ボルトへのアクセス向上(メカニックからのリクエスト)
でした。
そこで私たちは今回の「今年のヒルクライムレースを目標として、自己ベスト更新やライバルに勝つために練習を積む熱心なライダーの皆さん」に向けたフレームとしては、Gen3.1(前期型)が適しているとの結論に至りました。
その理由は、絶対的な差異はそこまで大きくないものの
- 構造上振動吸収性能が高く、疲労軽減に貢献する
- フレームのねじれ剛性が過剰でなく、脚当たりが比較的穏やか
- トッププロほどの極端な前乗りをされる方も少ない
という点で適正な選択肢であるというものです。
※フレーム設計上2XSサイズでは、シートポスト固定ボルトへのアクセスのために後輪を外す必要があることをあらかじめご容赦ください。
【フレーム・完成車共通】2021年、エアロードCFR Gen3.1(前期型)に発生した不具合への対策と製品保証
2021年当時、マチュー・ファンデルプールがレース中にエアロードCFR Gen3.1(前期型)ハンドルバーのドロップ部を破損する事案が発生しました。
これを受けてキャニオンでは改めて製品耐久試験を実施した結果、検査基準には適合してることを再確認しましたが、耐久試験方法と実際のドロップ部を握る際の荷重のかかり方には差異があるため、万全を期してさらなる安全確保のためにドロップ部の設計をアップデートしました。
また同時期、フレームのシートポスト挿入部に泥やほこりが侵入することにより、シートポストとフレーム接触部が摩耗する事例が発生しました。これを受けてキャニオンではフレームのシートポスト挿入部にインサートを接着し摩擦を低減し、泥やほこりの侵入を防ぐためのゴムスリーブを装着するアップデートを実施しました。。
今回の販売フレームについては、いずれの点でもアップデート後の仕様になっています。
製品保証に関しても、キャニオン公式ストアの販売製品とまったく同じ、2年間の基本保証・4年間の特別延長保証が付帯。クラッシュリプレースメントプログラムも同様にご利用いただけます。
【フレーム・完成車共通】選べるステム長(アップチャージ無しで変更可)
標準でサイズに応じた CP0018 コックピット(ステム角度 -6°) が付属。ご希望の方には、プロ仕様の CP0015 コックピット(ステム角度 -17°) 80 / 90 / 100 / 110 / 120 / 130 / 140 mmへの無償変更 を承ります。
※ 無償変更は標準搭載の CP0018 との交換対応となります。
※ご注文確定後に別途メールにてご希望のサイズをお伺いいたします。
【完成車のみ】選べるクランク長(アップチャージ無しで変更可)
標準搭載の MISSION カーボンクランク 長を 162.5mm / 165mm / 167.5mm / 170mm / 172.5mm / 175mmから選択可能。(パワーメーターは有償オプション)
※ご注文確定後に別途メールにてご希望のサイズをお伺いいたします。
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IT技術者のロードバイク日記にてご紹介いただきました✍
🔗 記事を読む📖📝 IT技術者のロードバイク日記にて、エアロード CFR Gen3 復活ローンチエディションの詳細なインプレッションをご紹介いただきました。
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Cycle Sportsにて製品について速報レポートをいただきました。
スポーツ自転車専門誌 「Cycle Sports(サイクルスポーツ)」 の公式YouTubeチャンネルにて、エアロード CFR Gen3 復活ローンチエディションの詳細速報レポート動画が公開されました!✨
🎥 動画は以下のサムネイルから 👇
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才田直人さんにエアロード CFR Gen3 復活ローンチエディション完成車のご紹介をいただきました🎥
プロサイクリストでありヒルクライム旅人としても活躍する才田直人さんが、エアロード CFR Gen3 復活ローンチエディション完成車を詳しくインプレッション!🏆
実際に試乗し、プロの視点で解説していただきました。
🎥 動画は以下のサムネイルから 👇
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Youtubeチャンネル にんにんサイクル にて商品をご紹介いただきました。
キャニオン アルティメット EVO をすでにお使いいただいている にんにんサイクル さんに製品の詳細についてご紹介いただきました。
🎥 動画は以下のサムネイルから 👇
CANYON Aeroad CFR Gen3 フレーム販売決定!買いか否か!?実際に乗ってみた!
【超速報】キャニオン・エアロードCFRの“日本限定復活モデル”が発売!
CANYONエアロードCFRが限定販売されます【今が買い時】

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